こんにちは。
突然ですが皆さんは『きっと、うまくいく』という映画を観たことありますか。
超エリート工科大学の新入生3人組が、厳しい競争社会の壁にぶつかりながら“人間らしく生きる”ことを学んでいく感動コメディです。 スピルバーグやビル・ゲイツが絶賛したこともあって歴代興行記録を塗り替えたメガヒット作です。
書いておいてなんですが、自分は観たことありません。 いずれ観ようと思います。
さて、この映画のラストシーンには美しい湖が登場します。
その湖とはインド、ラダック地方にある『パンゴンツォ』。 インドと中国の国境にまたがる、アジア最大級の汽水湖です。
場所はここ。
この湖、世界で最も高い位置にある汽水湖なのです。
その高さ、なんと標高4300m!
「うまい棒」を35833本、縦にくっつけたぐらいの高さです。 金額に換算すると386996円(税込)かかります。
とんでもない場所にありますね。 周囲は4000〜6000mのヒマラヤ山脈に囲まれています。
では…どんな湖かと言うと、こちらをご覧ください。
言葉は必要ないほどの綺麗な湖ですね。
この澄みきった湖はまさに筆者の清らかな心を象徴していると言っても過言ではないと思います。
意中の人がいる人は是非ここに相手を連れて告白していただきたいです。
OKを貰えれば最高の思い出になるでしょうし、たとえフラれたとしても失恋のショックをこの綺麗な景色が癒してくれるので、どちらに転んでも前向きに捉えることができると思います。(保証はしません)
【パンゴンツォへの行き方】
ラダックの中心地、レーの町からパンゴンツォへの行く方法は2つあります。
①旅行代理店で車を1台チャーターして日帰りもしくは1泊2日で行く
②地元民が利用しているバスで行く
他に自転車、稀に徒歩+ヒッチハイクしていく強者がたまにいますが、ここでの説明は省きます。
①のメリット ・快適 ・好きなタイミングで車を停めることができる(少し休憩したり、お気に入りの景色を記念撮影したい時など)
①のデメリット ・バスに比べるとかなり割高(シェアする旅行者が少ないとその比率はアップ)
②のメリット ・①に比べるとかなり安い
②のデメリット ・乗客が少ない場合は運行しない(そんな馬鹿なと思われるかもしれませんがマジです) ・古いバスなので椅子が硬い(痔持ちの人はキツイと思います) ・好きなタイミングに休憩できない
というところでしょうか。
途中、マーモットに遭遇するエリアがあります。(バスはここでは停まりません)
パンゴンツォに向かうには、世界で3番目に高い峠チャン・ラ(標高5360m)を超えるので高山病には注意しましょう。
パンゴンツォに向かう途中の景色
さて、自分が初めてパンゴンツォを訪れたのは2012年の夏です。 (旅行記のインド編「パンゴンツォが青くない」参照)
当時は不運にも天候に恵まれなく、下の画像のように湖はあまり青くありませんでした。
終いには、雨さえ降る始末。 雨雲色に染まっていくパンゴンツォ
雨が降ってきた時は「マジふざけんなよ」と心の中で悪態をついてました。
そして時は流れ……。
なんやかんやあって再びパンゴンツォに行くことに。
前回は旅行会社を通しジープをシェアしてパンゴンツォに向かいましたが、今回はバスで行くことにしました。
パンゴンツォまでの道程
そしてパンゴンツォに到着。 2度目のパンゴンツォは……。
うぉぉぉおおおおおおおおおおおおお!
青いぞぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおお!
でーん!
とりあえずはしゃぎました。
そして、はしゃいだ後は辺りを散策。
経文が掘られている岩と記念撮影したり……
あの店コールドドリンクって書いてあるけど明らかに常温保存しかできないだろ!と心の中でツッコミを入れてみたり……
放牧されている羊たちを追ってみたりしました。
数時間後………。
いやー散策しまくったな。
しかしアレだな……。
……………………………………………。
もう既にやることが無ェ………!!
景色にも飽きてきて、やることが無くなりました。
町に戻る時までここで何をして過ごそうか考えた矢先……。
誰かが作った石タワーを発見しました。
これはいい!
基本的にやることが特にないので自分も石積みをすることにしました。
石積みの様子
湖畔のツインタワー完成
ツインタワーの完成を祝うかのように虹が差しました。
旅行者に大人気の湖畔のツインタワー。パンゴンツォに新たな観光名所誕生。
翌日も石積みをして、最終的にトリプルタワーになりました。
湖畔のトリプルタワー完成
建設した石タワーたちが、現在も崩れることなくパンゴンツォの湖畔に残っていることを心より願っています。
ちなみに、帰りはヒッチハイク。(バスが来るのが5日後だったので) なかなか車が掴まりませんでした。
おわり。 |
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超インドア派。妄想族である。立ち相撲が結構強い。
好きなTV番組は「SASUKE」。