こんにちは。
皆さんはお祭りは好きですか。
自分は「大人数のパーティーピーポーがハイテンションでウェーイしてる祭り」(ハロウィンとか)は苦手なのですが、地方の露店が並んでるようなまったりとした雰囲気の小規模な祭りなら好きです。
そんなまったりとした雰囲気が好きな自分はインドである日、とある祭りを見学しました。
その祭りとは「ダシャラー祭」。
インド3大祭りの1つとして10日間にわたって、祝われるヒンドゥー教の祭りです。 叙事詩ラーマーヤナにちなんだイベントが祝われ、最終日には魔王ラーヴァナの人形が焼かれたり、ドゥルガー女神の像が川に投じられるなど、各地で大いに盛り上がるとのこと。
話を聞くだけでなんか凄そうですね。
それではどんな祭りだったかご覧ください。
夕暮れ時の祭りの会場はこんな感じ。たくさんの人々で賑わっていました。
仮装してる子もいました。
そして祭りの会場の中央には魔王ラーヴァナの人形が3体設置されていました。皆、人形が燃やされるのを今か今かと待ちわびている様子です。
おお……!あれが魔王ラーヴァナ……!もう少し寄って確認してみよう!
………………おや?
…………………………………………。
ただのおっさんやんかッ!!
本来、魔王ラーヴァナは10の頭、20の腕と銅色の目、月のように輝く歯と山のような巨体を持つ魔王のはずです。
しかし、会場にいたラーヴァナは顔ひとつ、腕2本、黒い目、可愛いおちょぼ口のヒゲのおっさんでした。
おそらく制作費の削減や技術的な問題といった大人の都合が絡んでいるのでしょう。些細なことは目を瞑るとします。
祭りも終盤に差し掛かり、ラーヴァナの人形を燃やす時間になりました。 祭りの最中、ずっと人形を見つめていたので魔王ラーヴァナが自分の心に語りかけてくるような気もします。
人間どもが!この俺を誰だと思ってやがる!「魔王ラーヴァナ」だぞ!
燃やせるものなら………
燃やしてみやがれッ!!
ドッゴーーーンッ!!!(爆破)
ぬわーーーーっっ!!!!
ゴォォォォォォォォォォォォォォォ
ォォォォォォオオオオオオ…………
まさに地獄の猛火。
消し炭。
魔王ラーヴァナが燃えていく様子。
さらば……。魔王ラーヴァナ……!
全てのラーヴァナが見事に消し炭にされ、ぜんぜんまったりしてないお祭りでした。
おわり。
|
↓ブログランキング参加中。べっ…別にクリックしてくれても全然嬉しくないんだからね……!(照)
超インドア派。妄想族である。立ち相撲が結構強い。
好きなTV番組は「SASUKE」。
声だして笑いました。こんなお祭りがあるの知らなかったです!
とっても面白いブログですね。更新楽しみにしてます。
爆音が響き渡るお祭りでした。笑
更新頻度は超スローペースなのですが、たまに覗きにきてくれると幸いです。