タイ入国(旅行記1話)

 

12月下旬、福岡空港から日本を出国して数時間後、タイの首都、バンコクに到着した。
温度計を見ると気温は30℃を超している。一気に真夏日だ。

 

 

 

タイは初めての一人旅の時に来て以来である。

 

 

よっしゃ、旅立ちの時じゃあー!
(`・ω・´)キリッ

 

 

意気揚々と冷房の効いた空港から外に出ると、東南アジア独特な熱気が自分の身体を包みこんでいく。

 

 

………………暑ぃ
(;´д`)ゞ

 

 

回れ右をして空港内に戻る。

昨日まで真冬だったのに、いきなり真夏の陽気だ。体には堪える。

暑いところが苦手な自分は空港の外に出ることが、とても苦痛に感じた。

 

 

久々の東南アジア、舐めてたぜぇ…。
(;´д`)

 

 

この暑さになかなか外に出る決心が固まらず、しばらくの間、空港の外に出てはまた空港内に戻る行為を繰り返す。

出入り口付近で待ち構えているタクシーの運転手たちが「なんだあいつは?」という訝しげな目でこちらを見ている気がするが、しょうがない。

 

そもそも冷房の効いた快適な室内から、暑いと分かりきってる場所に移動する意味が分からん。

 

 

寒い日本に帰りてー。
(;´д`)

 

 

俺は入国早々、いきなり帰国したいと思った。

 

 

 

 

その後、いつまでも空港にいても仕方ないので、空港から出ている最寄りのバス待機所に向かう無料シャトルに乗車した。

 

バス待機所から市街地へ向かうバスに乗り込み、窓越しに外を眺める。
高架鉄道、高層ビル、渋滞する道路と行き交う人々。日が沈んでもバンコクの街は騒々しい。
改めて思ったが、やっぱりバンコクは大都会である。さすがアジアが誇る大都市だ。

 

しかし田舎育ちの自分にとってバンコクの喧騒は、あまり好ましいものではない。
とにかく静かな場所に移動したい。

そんなわけで、現在地のバンコクから目指す場所はラオスと決めていた。
ラオスにはタイ北部の町、チェンコンから入国する予定にしてある。

数十分後、街中でバスを乗りかえて北バスターミナルに到着。

 

 

そういえば、初めてタイに来たときは到着した時点で色々とトラブっていたけど、今回は全くそんなことは無いな。
よし、このままチェンコン行きのバスに乗ってラオスに一直線だ。

バスのチケット売場へ足を運ぶ。

 

「受付お姉さん、チェンコン行きのバスチケットください」(・∀・)

 

「チェンコンに行くの?もう今日はバス出てないわよ」

 

…………ん?

 

「すいません、もう一度言ってもらっていいですか?」

 

「チェンコン行きのバスは今日はもう出てないわよ

 


オーマイガ!
ΣΣ(゚д゚lll)ガガーン!!

 


これは困った。
バスの発車時刻はガイドブックで確認してきたつもりだったが、持ってるガイドブックをよく読んでみると、発行年は4年半前と記載されている。


4年半も経つと、バス時刻もそりゃ変わるわな。

 

ふーむ、どうしようか……。
(´・ω・`; )マイッタ

 

このバスターミナルでこのまま一泊するか。嫌だなぁ……。
かといって、バンコク市街まで戻って宿を探すのも面倒臭いしなぁ……。


少し悩んだ末に、チェンコンの近くの町まで行き、その町からチェンコンに向かうことにした。
ガイドブックを見てチェンライという町に行くことに決定。


よし、再度受付のお姉さんにアタックだ。

 


「すいません受付のお姉さん、チェンライ行きのバスチケットください」

 

「チェンライ行きね、はいどうぞ。急いで乗らないとバス出ちゃうわよ、発車まであと5分も無いから

 

 

やべェェェェェェッ!!

‥…━━ε=ヘ(*`゚ω´)ノダッシュ

 

 

急いで渡されたチケットの番号のバスに乗り込む。

 

ふぃ~、なんとか間に合った。(;´д`)

 

旅は始まったばかり……。
心は不安100%だぜ(号泣)

 

 

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