ドラクエに出てくるような村を目指してヒマラヤの僻地に行ってみた

 

こんにちは。

 

皆さんはドラゴンクエストは好きですか。

俺は大好きです。

 

「ドラゴンクエストとはなんぞや」と思われる方に簡単に説明すると、自分自身(プレイヤー)が主人公になり魔物を倒し、時には謎を解き、仲間を集めて広大な世界を冒険をするRPGゲームのことです。

要は誰もが勇者になれるゲームと考えればOK。

 

ちなみに、自分が初めてドラクエに熱中したのは小学2年生の時でした。

我が家にSFCソフトの「ドラゴンクエストⅠ.Ⅱ」が置いてあったので「これは面白そうじゃねぇか!」と思いプレイしてみたのです。

 


ロトの血を引き継ぎし3人のイラストがすげー格好いい。

 

 

ドラゴンクエストⅠでは「勇者だいご」が世界に降臨し、見事竜王を倒しアレフガルドに平和を取り戻しました。

それから時は流れ、100年後のドラゴンクエストⅡの世界。

ムーンブルク王国の城が邪教の教祖大神官ハーゴンの手先によって陥落。サマルトリアやローレシアがハーゴンの手に落ちてしまうのを阻止するため、ロトの末裔であるローレシアの王子(勇者だいご)が、ハーゴン討伐のためローレシアを旅立ちました。

 

しかし……。

犬にされたムーブルクの王女の呪いを解いて3人パーティーになり、風の塔を超えたあたりのところでセーブデータが消失するという予想だにしない非常にショッキングな結末を迎えます。

まさに「俺たちの冒険はこれからだ!」というところで、不遇の打ち切りをくらった気分でした。


子供には残酷過ぎるこの画面表示 

 

 

その時は唖然として、ただテレビのブラウン管を見つめることしかできませんでした。

 

余りにもむごく辛い出来事に悲しみで胸が打ちひしがれ、次の日「原因不明の腹痛」という必殺の仮病を使い、学校を休みました。

当時8歳だった少年の自分には、それほど辛い出来事だったのです。

 

その後、何度もハーゴン討伐のためローレシアを旅立ちましたが、何故か毎回、ムーンブルクの王女を仲間にしたあたりで冒険の書が消えてしまうのです。

残念ながら、勇者だいごは世界に平和を取り戻すことができませんでした。

 

そんなわけで、今でもこのBGMはトラウマとして自分の鼓膜に焼きついています。

 

大人になって思い返してみると、データが消えるという脆弱な部分を利用してわざわざこんなBGM作るなんて当時のENIX(開発メーカー)はなんてSなんだろうかと思います。

 

 

 

まぁとにかく…!

これほどまでにゲームの世界にのめり込むことは、なかなかありません。

一言で説明すると、ドラゴンクエストとは人類浪漫詰まっているむちゃくちゃ面白いゲームなのです。

 

ちなみに自分がドラクエ3をプレイすると、(プレイヤー)というハーレムパーティーが出来上がります。

夜の帳が降りるころには、勇者の股間の剣ギガスラッシュを炸裂させてることでしょう。

 

 

 

そしてドラクエと共に青春を駆け抜けた自分は今……。

 

リア充とは真反対の人生を歩んできたこともあってか、どんなことに対してもほぼ無気力な大人になりました。

 

 

そしてたまに、こんなことを考えます。

 

「なんか社会に足並み揃えて人の顔色伺って生きるのしんどいわー…。何もない村に行きたい…。ドラクエに出てくるような村でまったり過ごしたい…。働きたくない……」
ε=(。・д・。)フー

 

 

そんなわけで俺は、この世知辛い現代社会から逃れるためドラクエに出てくるような村を目指してヒマラヤの僻地に行ってみることにしました。

僻地に住んでる村人たちはゲームに出てくるキャラクターと変わらずとても温厚なはず。
勇者御一行のように壺や樽を勝手に破壊したり、民家に侵入してタンスの中身を物色する、社会のゴミ屑のような人間でも温かく出迎えてくれるに決まっています。

 

 

目指した場所とはインド、ヒマラヤの奥地。

チベット仏教が根強く残っている『ザンスカール』という地域です。

 

場所はこの辺。ザンスカール地域の中心村はパドゥムという村になります。

 

 

自分がどんな手順を踏んでザンスカールへトレッキングで向かったのかをざっくり説明するとこんな感じです。

①まだ自分が若かりし頃に訪れたインドのチベットと言われているラダック地方に再度足を運ぶ。
(どんな場所かは旅行記インド編07をご覧ください)

②現地の知り合いが経営している露店の店番を頼まれる。

③オンシーズンが終わると観光客が少なくなるので閉店。

④現地の知り合い「大悟、俺と一緒に歩いて村(ザンスカール地域)まで帰らないか?」 俺「うんいいよ」

ということです。

 

 

※ドラクエに出てくるような村に行けたかどうか、このさき文章を読むのが面倒な人は私のYoutubeチャンネルがございますのでこちらをご覧ください(ネタバレあり)

ヒマラヤの僻地へ ザンスカールトレッキング

 

 

 

店番していた露店


左手前の男が店主、真ん中が旅行会社経営者、右が自分

 


チベット音楽のCDやらアクセサリーやら土産物とか売ってます。

 


呪いのお面も売ってるよ!

 

 

店番の様子。常に閑古鳥が鳴いている状態で、どうやって利益を生み出しているか不思議で仕方ないのですが、そこはツッコミませんでした。「外国に来てまで働かにゃならんのかよ」と思っていましたが、ただ座って道行く人と会話しているだけなので楽な仕事です。 

 

店番をしていた露天はラダックの中心街レーにあります。

 

レーの街はこんな感じ。


メインロード。この時は道路の開発が急ピッチで進んでいました。

 


道端では収穫した野菜や果物を女性たちが販売しています。

 


国道沿い。

 


裏通り。

 


高台から見下ろすレーの街。

 


旧市街にある古びた電柱。

 

 


国道沿いから歩いてバスターミナルまで。

 


街中におじいちゃんみたいな犬がいました。

 

 

ラダックの中心街レーは標高3500mに位置する街ですが、近代化の波に飲まれ、目まぐるしい速さで開発が進んでいます。

初めてここを訪れた時は、停電はしょっちゅう起きていましたし、ネットが全く繋がらないということも珍しくありませんでしたが、今現在はそんなことはあまり起こらないようです。

現地に住む方々は、まさに人類の文明の発達を超速度で体感しているのかもしれません。

ただ良いことばかりではなく、自給自足の生活から離れていく人々、観光客の増加により、食料や物資が夏の間トラックやバスによってレーまで運ばれ、空気の薄いラダックでは大気汚染が問題となっています。さらに、外部の物資にはプラスチックなど自然負荷のかかるものが多く含まれていることから、水質汚染やごみ問題も深刻化しています。

その影響もあるのか、以前はレーの街でも夜空を見上げると綺麗な天の川が見えていたのですが、再び訪れたときには綺麗な星空はあまり見れませんでした。

環境保全は大事ですね。

自分は一旅行者として出来ることからと考え、ペットボトルのゴミを出さないように水筒を持ち歩くようにしています。

 

 

 

さて…。

暦は9月半ば。ラダックの夏も終わりかけ、観光客がばったり減るので露店をたたみます。

 

その後、自分は店主の男トゥクストップと共に歩いてザンスカールに向かうため、乗り合い車でレーからトレッキングの出発地点、フォトクサルの村に向かいました。

ちなみに、このとき自分は前日の夜から、なにか悪いものを食してしまったのか常にお腹を下しており、気分が優れない食あたり状態でした。

そのため、何度か車を停めて荒野の岩陰で野糞をしました。

広大な景色を眺めながらの野糞開放感ばっちりでなかなか乙なものかと思われますが、自分の都合で、わざわざ乗り合い車を停めてそこらへんで脱糞しているものですから逆に申し訳ない気持ちになります。

同乗していた現地の方々に「日本人はむっちゃ野糞する」というイメージを植えつけてしまったかもしれません。

 

 

フォトクサルの村の標高は約4000m。切り立った断崖の縁に家々が密集しています。

 


家の庭先に飾られてある獣の頭骨

 

 

ここがトレッキングの出発地点。

果たしてこの先、ドラクエに出てくるような村はあるのでしょうか。

 

つづく。

 

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